待機室
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待機室は、参加者のミーティング ルームへの入室をホストがコントロールできる機能です。 ミーティング ホストとして、出席者を 1 名ずつ入室させるか、待機室ですべての出席者を控えさせて、全員を 1 回で入室させることができます。 ミーティング参加時にはすべての参加者を待機室に移動することも、Zoom アカウントの参加者と指定ドメインを持つ参加者に待機室をバイパスさせることもできます。 ホストとして、ミーティングの接続が切断された際に、ミーティングの進行中に、参加者を待機室に自動的に移動することも選択できます。
待機室を有効にしてミーティングに参加する際に、次の画面が参加者に表示されます。
自分たちのロゴ、タイトル、説明で待機室の画面をカスタマイズすることもできます。
この記事の内容:
前提条件
待機室を使用する
- Zoom デスクトップ クライアント
- Windows: 5.4.0 以降
- macOS: 5.4.0 以降
- Linux: 5.4.0 以降
- Zoom モバイルアプリ
- Android: 5.1.28652.0706 以降
- iOS: 5.1.228642.0705 以降
- Zoom ウェブ クライアント
待機室をカスタマイズする
- ライセンス ユーザー
待機室の参加者との双方向チャット
- Zoom デスクトップ クライアント
- Windows: 5.8.0 以降
- macOS: 5.8.0 以降
- Linux: 5.8.0 以降
- Zoom モバイルアプリ
- Android: 5.8.0 以降
- iOS: 5.8.0 以降
- Zoom ウェブ クライアント
待機室の制限事項
- 待機室を有効にし、入室するすべての参加者をとどめるよう設定すると、そのミーティングで [ ホストより前に参加する] オプションが無効になります。 内部アカウントのメンバーや指定ドメインを持つ参加者に、待合室をバイパスさせるよう設定することができます。
- ウェビナーの場合は、待機室はサポートされていません。 代わりに、ウェビナー練習セッションをご利用ください。
- デフォルト設定では、待機室はミーティングに昇格されるインスタント ミーティングと Zoom Phone 通話に対して無効になっています。 ミーティング コントロールの [セキュリティ] オプションを利用して、これらのミーティングの待機室を有効にすることしかできません。
- 待機室の参加者との双方向チャットが有効になっている場合、ホストとすべての参加者は、ミーティングに参加するために最小バージョン以降にアップグレードする必要があります。 アカウント管理者の制限によって更新できない場合、参加者は、代わりにウェブ クライアントを介してミーティングに参加できます。
待機室を有効にする方法
スケジュールされているミーティングに対して待機室を有効にできます。
アカウント
アカウントの全ユーザーに対して待機室を有効にするには:
- アカウント設定を編集する特権のある管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション パネルで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [セキュリティ] で、[待機室] が有効であることを確認してください。
- 設定が無効の場合、切り替えて有効にします。 認証ダイアログが表示されたら、[オンにする] をクリックして、変更内容を確認します。
- [オプションを編集] をクリックして、待機室のオプションを指定してください。
- (オプション)アカウントのすべてのユーザーにこの設定を必須にするには、ロックアイコンをクリックし、[ロックする] をクリックして、設定内容を確定してください。
グループ
指定のグループの全メンバーに対して待機室を有効にするには:
- グループを編集する特権のある管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション パネルで、[ユーザー管理] をクリックしてから、[グループ管理] をクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックしてから、[ミーティング] タブをクリックします。
- [セキュリティ] で、[待機室] が有効であることを確認してください。
- 設定が無効の場合、切り替えて有効にします。 認証ダイアログが表示されたら、[オンにする] をクリックして、変更を確認します。
注: オプションがグレーアウトされている場合は、アカウント レベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。 - [オプションを編集] をクリックして、待機室のオプションを指定してください。
- (オプション)この設定をこのグループの全ユーザーに対して必須にする場合は、ロックアイコンをクリックしてから、[ロック] をクリックして、設定を確定してください。
ユーザー
自分の使用のため待機室を有効にする:
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション パネルで、[設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [セキュリティ] で、[待機室] が有効であることを確認してください。
- 設定が無効の場合、切り替えて有効にします。 認証ダイアログが表示されたら、[オンにする] をクリックして、変更を確認します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、グループまたはアカウント レベルでロックされています。 Zoom 管理者に連絡する必要があります。 - [オプションを編集] をクリックして、待機室のオプションを指定してください。
待機室のオプション
注: 待機室が以前にユーザーレベルでカスタマイズされ、その後無効になっている場合、ミーティングの設定で待合室を有効にする際に、設定がリセットされるか、アカウント設定がロックされるまで、そのユーザーレベルの設定を使用します。
待機室へ入室する必要があるユーザー
- 全員: ミーティングに参加する全参加者が待機室に入室できます。
- 自分のアカウント以外のユーザー: 自分の Zoom アカウント以外の参加者、あるいはサインインしていない参加者のみが、待機室に入室できます。 サインインしていない場合、サインインすることができます。
- 自分のアカウント以外のユーザーで許可されているリストの一部ではないユーザー: 自分の Zoom アカウントのユーザー、あるいは一覧表示するドメインで Zoom アカウントにサインインしているユーザーは、待機室をバイパスします。 このオプションを選択した後、複数のドメインをコンマで区切っているドメインを入力します。
- ホストまたは共同ホストによりミーティング中に招待されたユーザーが待機室をバイパス: ホストまたは共同ホストがミーティング中に招待したユーザーが、待機室をバイパスします。 これは、Zoom を通じてミーティング中に招待されたユーザー、または電話により招待されたユーザーに適用されます。
注: この設定は Zoom Room またはルームシステムの招待には適用されません。 招待されているルームは常に待機室へ配置されます。 ダッシュボードを介してミーティングに参加するライブ アシスタント、またはウェブベースのコントローラを使用している管理者も、これらの設定から除外されます。 - 待機室にいる参加者がホストと共同ホストに応答することを許可する: 参加者が、待機室にいる参加者とお互いにチャットできるようにします。 待機室へのメッセージは、待機室にいる参加者全宛に、または個々の参加者を限定して送信できます。 待機室からの応答を表示できるのは、ホスト / 共同ホストのみです。 この機能を使用するには、バージョン 5.8.0 以降のクライアントが必要です。デフォルトでは無効になっています。 この機能が有効になっている場合、ホストとすべての参加者は、ミーティングに参加するためにアップグレードする必要があります。
待機室から参加者を入室させることができるのは誰でしょうか?
注: 自分のアカウント以外のユーザーまたは自分のアカウント以外のユーザーで許可されているリストの一部ではないユーザーが選択されている場合、待機室にいる参加者を誰が入室させることができるかを指定できます。
- ホストと共同ホストのみ: ホストと共同ホストのみが待機室にいる参加者を入室させることができます。
- ホスト、共同ホスト、待機室をバイパスしたユーザー(ホストと共同ホストがいない場合のみ): 次のユーザーだけが、待機室の参加者を入室させることができます。
- ホストまたは共同ホスト
- 待機室をバイパスした参加者(ホストまたは共同ホストがミーティングに不在の場合のみ他の参加者を入室させることができます)
ホストまたは共同ホストが不在であるか、ミーティング中にホストまたは共同ホストの接続が切れた場合
ホストがミーティングから予期しない形で抜けた場合、チェック ボックスを選択して、参加者を待機室へ移動します。 このオプションを選択した場合、[ホストより前に参加] が無効になります。
待機室をカスタマイズする方法
待機室のタイトル、ロゴ、説明をアカウント、グループ、ユーザーのレベルでカスタマイズできます。
注: 待機室をカスタマイズできるようにするには、事前に待機室を有効にする必要があります。 待機室が以前にユーザーレベルでカスタマイズされ、その後無効になっている場合、ミーティングの設定で待機室を有効にする際に、設定がリセットされるか、アカウント設定がロックされるまで、そのユーザーレベルの設定を使用します。
- 待機室を有効にした後、[セキュリティ] セクションに移動します。
- [待機室をカスタマイズ] をクリックします。
これにより、待機室をカスタマイズするオプションが開かれます。
- タイトル: [お待ちください。ミーティング ホストがまもなく入室させます。] の横にある鉛筆をクリックして、ミーティングのタイトルを更新してください。 完了したら、チェックマーク(✓)をクリックしてください。
注: タイトルは 64 文字以内にする必要があります。 - ロゴ: アイコンをクリックして、ロゴをアップロードします。
注: ロゴは、GIF、JPG、PNG の形式にしてください。 1 MBを超えることはできません。 高さと幅は最小 60px、最大 400px です。 - 説明: [待機室の説明を追加] をクリックして、 待機室の説明を追加してください。完了したら、[✓] をクリックしてください。
注: タイトルは 400 文字以内にする必要があります。
- タイトル: [お待ちください。ミーティング ホストがまもなく入室させます。] の横にある鉛筆をクリックして、ミーティングのタイトルを更新してください。 完了したら、チェックマーク(✓)をクリックしてください。
- 完了したら、[閉じる] をクリックしてください。
- ミーティングの参加時に、参加者にはカスタムな待機室のブランディングが表示されます。
待機室の使い方
ミーティング中に待機室を有効または無効にする
- ミーティング ホストとして、[参加者
] をクリックします。
- [詳細] をクリックして、[待機室を有効化] を選択して、機能を有効にしたり、無効にしたりします。
ミーティング中に参加者を入室させる
- ミーティング ホストとして、[参加者
] をクリックします。
- [入室許可] をクリックして、参加者にミーティングへ参加させます。
待機室から参加者全員を入室させる
- ミーティング ホストとして、[参加者
] をクリックします。
- [全員の入室を許可] をクリックします。
ミーティング中に参加者を待機室に送る
- ミーティング ホストとして、[参加者
] をクリックします。
- 参加者の名前の横にある [詳細] をクリックして、[待機室に配置] を選択してください。
待機室にいる参加者にメッセージを送信する
- ミーティング ホストとして [チャット
] をクリックします。
- [宛先:
] の横にあるドロップダウンをクリックします
- [全員(待機室にいるユーザー)] をクリックします。
- チャット メッセージを入力し、待機室へ送信します。
メッセージが送信されたら、待機室にいる参加者に対して待機室の画面でメッセージが表示されます。
ミーティング中に待機室を有効または無効にする
- ミーティング ホストとして、[詳細] をタップします。
- [セキュリティ] をタップします。
- [待機室] が有効であることを確認してください。
ミーティング中に参加者を入室させる
- ホストとして、[参加者
] をタップします。
- 入室を許可する参加者の名前の横で、[入室を許可] をタップします。
ミーティング中に参加者を待機室に送る
- ホストとして、[参加者
] をタップします。
- 待機室に送り込む参加者の名前をタップします。
- [待機室に配置] をタップします。
待機室から参加者全員を入室させる
- ホストとして、[参加者
] をタップします。
- [全員の入室を許可] をタップします。
待機室にいる参加者にメッセージを送信する
- ミーティング ホストとして、[詳細] をタップします。
- [チャット] をタップします。
- [送信先:] の横で、ドロップダウンをタップします。
- [全員(待機室にいるユーザー)] を選択します。
- メッセージを入力し、送信します。
ミーティング中に待機室を有効または無効にする
- ミーティング ホストとして、[詳細] をタップします。
- [セキュリティ] をタップします。
- [待機室] を緑に切り替えて有効化するか、白に切り替えて無効化します。
ミーティング中に参加者を入室させる
- ホストとして、[参加者
] をタップします。
- 入室を許可する参加者の名前の横で、[入室を許可] をタップします。
待機室から参加者全員を入室させる
- ホストとして、[参加者
] をタップします。
- [全員の入室を許可] をタップします。
ミーティング中に参加者を待機室に送る
- ホストとして、[参加者
] をタップします。
- 待機室に送り込む参加者の名前をタップします。
- [待機室に配置] をタップします。
待機室にいる参加者にメッセージを送信する
- ミーティング ホストとして、[詳細] をタップします。
- [チャット] をタップします。
- [送信先:] の横で、ドロップダウンをタップします。
- [全員(待機室にいるユーザー)] を選択します。
- メッセージを入力し、送信します。
ミーティング中に参加者を入室させる
- ミーティング ホストとして、[参加者
] をクリックします。
- [入室許可] をクリックして、参加者にミーティングへ参加させます。
ミーティング中に参加者を待機室に送る
- ミーティング ホストとして、[参加者
] をクリックします。
- 参加者の名前の横にある [詳細] をクリックします。
- [待機室に配置] をクリックします。
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