ミーティングとウェビナーのダッシュボード

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ダッシュボードの [ミーティング] セクションと [ウェビナー] セクションを利用すると、現在のライブ配信中のミーティングやウェビナーだけでなく、過去に開催されたミーティングやウェビナーも表示できます。 過去のミーティングやウェビナーは CSV ファイルにエクスポートできます。 この概要では、オーディオ、ビデオ、画面共有、レコーディングがミーティングで使用されたかどうかもわかります。 アカウントの各ユーザーのライセンスタイプも確認することができます。

この記事では、次の項目について説明します。

ダッシュボードを使用するための前提条件

  • ビジネス、教育機関向けまたは API のプラン
  • アカウント オーナーまたは管理者の特権

ミーティング

[ミーティング] タブの使用方法

ダッシュボードの [ミーティング] タブには、次の要領でアクセスできます。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションパネルで、[ダッシュボード] をクリックします。
  3. ダッシュボード画面の上部で、[ミーティング] をクリックします。
  4. (オプション)[過去のミーティング] をクリックして、ミーティングの履歴データにアクセスします。

[ミーティング] タブが開くと、現在ライブ配信中のミーティング、アカウントで開催されたミーティングが表示されます。ここには複数のデータ列が含まれています。 デフォルトの列には次のものが含まれています。

  • ミーティング ID: ミーティングのミーティング識別番号。
    : Zoom のミーティング ID と相互に結び付いたサードパーティ プラットフォームのセッション ID も表示されます。 右上隅の [カスタマイズ] をクリックし、次に [サードパーティ ID] を選択して追加の列に追加します。
  • トピック: ミーティングのトピック。
  • ホスト: 開催しているユーザーの名前。
  • 正常性問題ビデオ品質オーディオ品質画面共有品質: ミーティングの品質スコアとネットワーク アラートの情報を表示します。
    : 問題のトラブルシューティングについては、ミーティングと電話の統計情報に関する推奨事項を確認してください。
  • 開始時間: ミーティングを開始する時間。
  • 参加者: ミーティングの現在の参加者数を表示します。
  • 電話: 参加者が電話でオーディオに参加する場合に指定します。
  • VoIP 参加者がコンピュータまたはモバイル デバイスでオーディオに参加する場合に指定します。
  • ビデオ: ビデオをカメラで送信している参加者がいる場合に指定します。
  • 画面共有: ミーティング中に画面共有が行われているとき、あるいは行われたときに指定します。
  • レコーディング: ミーティング中にレコーディングが行われているとき、あるいは行われたときに指定します。
  • CRC: SIP/H.323 デバイスがミーティングに加わった場合に指定します。
  • 暗号化: ミーティングが暗号化されているとき、あるいは暗号化されたときに指定します。 [暗号化] 列のアイコンにカーソルを合わせて、暗号化の詳細を表示します。

スケジューリング追跡フィールドも含めて、追加の情報列も、ビューに追加できます。 さらに列をテーブルに追加するには:

  1. 右上の [カスタマイズ] をクリックします。
  2. 希望のフィールドの左にあるチェック ボックスを選択して、ビューに追加します。
  3. (オプション)フィールドの左にあるチェック ボックスをクリアして、ビューからフィールドを削除することもできます。

検索フィールドを利用して、ホストのユーザー名、メールアドレス、ユーザー グループ、ミーティング ID、ミーティング トピック別にミーティングを検索できます。 

[問題] のトピックをクリックし、ミーティングに関する特定の問題を選択すると、ライブ配信中のミーティングや過去のミーティングのうち、オーディオ、ビデオ、画面共有、CPU、切断と再接続の問題などが個別に、または複合的に発生したミーティングのリストが表示されます。

ミーティングと参加者の詳細にアクセスする方法

ミーティングと参加者の詳細なビューを表示するには、[ライブ ミーティング] タブや [過去のミーティング] タブにあるミーティングのミーティング ID を選択します。 ミーティングにブレイクアウト ルームがある場合、ミーティング ID をクリックした後に、[ブレイクアウト ルームの参加者] タブを選択します。

[ミーティングの詳細] ページを開くと、現在の参加者と過去の参加者がページに一覧表示されます。以下の情報が表示されます。

  • 参加者: 参加者の表示名。 外部参加者には、表示名の後に [外部参加者] というラベルが付けられます。
  • デバイス: 参加者が接続している、あるいは接続していたデバイスの種類。
  • IP アドレス: 参加者が接続している、あるいは接続していたデバイスの IP アドレス。
  • 場所: 参加者がいる地理的場所。
  • ネットワーク タイプ: 参加者のネットワークの種類。 有線、Wi-Fi、4G など。
  • 正常性問題ビデオ品質オーディオ品質画面共有品質: ミーティングの品質スコアとネットワーク アラートの情報を表示します。
    : 問題のトラブルシューティングについては、ミーティングと電話の統計情報に関する推奨事項を確認してください。
  • マイク: Zoom デスクトップ クライアントが使用する選択済みのマイクデバイス。
  • スピーカー: Zoom デスクトップ クライアントが使用する選択済みのスピーカー デバイス。
  • カメラ: Zoom デスクトップ クライアントが使用する選択済みのカメラ デバイス。
  • データセンター: ミーティングで参加者が接続する Zoom データセンター
  • 接続タイプ: 参加者が使用している、または使用していたデータ プロトコルの種類。
  • 参加時間: 参加者がミーティングに参加した時間。
  • 退出時間: 参加者がミーティングを退出した時間。

ライブ配信中のミーティングの場合、[全体]、[オーディオ]、[ビデオ]、[画面共有] の各ボタンをクリックすると、現在のビットレート、遅延、ジッターレート、現在の平均パケット損失や最大パケット損失を確認できます。

参加者の名前をクリックしても、接続に関する詳細なビューを表示できます。 一番上の行には、参加者のデバイスに関する次のような基本情報があります。

  • 参加者: 参加者の表示名。
  • デバイス: 参加者が接続しているデバイスの種類。
  • 場所: 参加者がいる地理的場所。
  • IP アドレス: ユーザーが接続しているデバイスの IP アドレス。
  • バージョン: 参加者が利用している Zoom デスクトップ クライアント、モバイル アプリ、または Zoom Rooms クライアントのバージョン。
  • 正常性: ミーティングで [警告] レベルまたは [重大] レベルの問題が生じた場合は警告を通知します。
  • 問題: 現在の接続やクライアントの正常性に関する警告を表示します。たとえば不安定なオーディオやビデオ、画面共有の質、高い CPU 使用率、切断や再接続の問題が警告の対象になります。
    : 問題のトラブルシューティングについては、ミーティングと電話の統計情報に関する推奨事項を確認してください。
  • マイク: Zoom デスクトップ クライアントが使用する検出済みのマイクデバイス。
  • スピーカー: Zoom デスクトップ クライアントが使用する検出済みのスピーカー デバイス。
  • カメラ: Zoom デスクトップ クライアントが使用する検出済みのカメラ デバイス。
  • データセンター: ミーティングで参加者が接続する Zoom データセンター
  • 接続タイプ: 参加者が使用しているデータ プロトコルの種類。
  • 待機室の利用: 特定デバイスから接続している参加者の数。

以下は、[オーディオ]、[ビデオ]、[画面共有] の詳細な状態を示すビューです。これには、ビットレート、遅延、ジッター、ならびにパケット損失の平均値と最大値が含まれています。 [ビデオ] と [画面共有] については、解像度とフレームレートも表示できます。

CPU 使用率も表示できます。たとえばミーティングやウェビナーで Zoom に使用した分の最小値、平均値、最大値や、ミーティングの際にシステム(デバイス)全体で使用した分の最大値が含まれます。

この情報はすべて図表で見やすく示されます。 グラフの下にあるスライダーを使用し、グラフに表示されている時間量を減らしたり増やしたりすると、ミーティング中の特定の時間を表示し、トラブルシューティングのために役立てることができます。

高度なダッシュボードのミーティング機能

ライブにアシスタントとして参加する方法

ライブ ミーティング期間中、管理者は [ライブにアシスタントとして参加] 機能を使用できます。これによりホストが現在サインインしてミーティングに出席しており、そのミーティングで共同ホスト機能が有効な場合、管理者は共同ホストとしてミーティングに参加できます。 これでネットワーク、オーディオ、ビデオの問題のトラブルシューティングを管理者が支援できます。 このオプションを使用するには、次のとおり操作します。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションパネルで、[ダッシュボード] をクリックします。
  3. ダッシュボード画面の上部で、[ミーティング] をクリックします。
  4. 希望するライブ配信中のミーティングを検索します。
  5. [ミーティング ID] のミーティング番号を選択します。
  6. [ライブにアシスタントとして参加] をクリックします。

CSV 形式でデータをエクスポートする方法

過去のミーティングの情報は、レコーディングを保管するため、アカウントの利用状況を分析するために、CSV ファイルとしてエクスポートできます。 一定の期間(最大 1 か月)の間に行われたミーティングのリスト、あるいは特定のミーティングの参加者の詳細をエクスポートできます。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションパネルで、[ダッシュボード] をクリックします。
  3. ダッシュボード画面の上部で、[ミーティング] タブをクリックします。
  4. [過去のミーティング] をクリックします。
  5. 希望するレポートを生成するには:
    • ミーティングのリストを CSV ファイル形式でエクスポートするには、ページの上部にある [CSV にエクスポート] をクリックします。
    • 特定のミーテイングに関する参加者の詳細情報をエクスポートするには、希望の [ミーティング ID] 番号をクリックしてから、[詳細を CSV にエクスポート] をクリックします。
    • 特定のミーティングに関する参加者の詳細情報をエクスポートするには、希望の [ミーティング ID] 番号をクリックしてから、参加者の名前をクリックします。 参加者の詳細情報のページで、[詳細を CSV にエクスポート] をクリックします。
  6. レポートが処理されたら、ページの上部にある [ダウンロード] をクリックしてください。
  7. [ミーティング] をクリックして、生成されたレポートにアクセスしてください。
  8. [ダウンロード] をクリックして、レポートを表示してください。 

IP の使用状況レポートを生成する方法

IP の使用状況のレポートを利用すると、管理者やオーナーは、現在ライブ配信中のミーティングに対して、参加者が接続している IP アドレスのリストを表示できます。 レポートにアクセスするには、次のとおり操作します。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションパネルで、[ダッシュボード] をクリックします。
  3. ダッシュボード画面の上部で、[ミーティング] タブをクリックします。
  4. [IP の使用状況レポート] をクリックします。

ここには次のものが表示されます。

  • IP アドレス: ライブ配信中のミーティングに現在接続されている公開 IP アドレス。
  • 場所: IP アドレスの地理的場所。
  • ミーティング数: そのアドレスから現在参加者が接続しているミーティングの数。
  • 参加者数: そのアドレスから接続している参加者全員の数。

[ミーティング数] 列の下にある数字をクリックすると、これらのアドレスがリンクされている現在の [ミーティング ID] のリストが表示されます。

[品質設定] を使用する方法

アカウント オーナーと管理者は、ダッシュボードでミーティングの品質スコアとネットワーク アラートの両方を有効にできます

ウェビナー

ウェビナーのセクションはミーティングとよく似ています。 進行中のライブ ウェブビナーと過去のウェビナーを見ることができます。

[ウェビナー] タブにアクセスするには、次のとおり操作します。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションパネルで、[ダッシュボード] をクリックします。
  3. ダッシュボード画面の上部で、[ウェビナー] をクリックします。
  4. (オプション)[過去のウェビナー] をクリックして、ミーティングの履歴データにアクセスします。

ミーティングの参加者に関するすべての同じ情報がウェビナーのパネリストに表示されます。 出席者の場合は、名前、デバイス、IP アドレス、場所、ネットワークの種類、デバイス、参加 / 退出時間、退出理由などの基本情報のリストを表示できます。

[IP の使用状況レポート]、[ライブにアシスタントとして参加]、[CSV にエクスポート] などの高度な機能は、ウェビナーでも利用できます。

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