Zoom ソフトウェア四半期ライフサイクル ポリシー
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四半期ごとにリリースされる新しい最低動作バージョンに対応するため、お客様は 2022 年 11 月 5 日に Zoom デスクトップ クライアントおよびモバイルアプリをバージョン 5.8.6 以降に更新する必要があります。 その後、Zoom は 3 か月ごと(2 月、5 月、8 月、11 月の最初の週末)に、使用が求められる新しい最低動作バージョンを更新します。新しい最低動作バージョンが施行されるたびに、Zoom は施行する次のバージョンとその正確な日付もお知らせします。 さらに Zoom は、特定のバージョンのクライアントを発表したら、そのバージョンが終了とみなされる前に少なくとも 9 か月間はサポートするよう努めます。終了とみなされる時点で、ユーザーは最低動作バージョンまたはそれ以降に更新するよう求められます。
この変更は業界の慣行に従ったもので、Zoom ユーザーが最新の Zoom 機能と、プラットフォームに対して行われたプライバシーとセキュリティ強化のメリットを受けられるよう徹底するための変更です。 Zoom デスクトップクライアントや Zoom モバイルアプリの最低動作バージョンとは別に、セキュリティやコンプライアンス機能を追加するために、このリリース期間とは関係なく追加のアップデートが必要になる場合があります。 Zoom はお客様に、セキュリティの強化に関するリリースノートや、修正された問題の詳細が記載されているセキュリティ速報を参照するよう推奨します。
以下の表は、記載されている日付時点で必要な、各 Zoom 製品の最低動作バージョンを示しています。
製品 | 現在の施行バージョン | 次の施行バージョン | その次の施行バージョン |
2022年11月5日 | 2023年2月4日 |
2023年5月6日 | |
Zoom クライアント (Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Intune、Blackberry) |
5.8.6 | 5.10.3 | 未定 |
Zoom Rooms (Zoom Room Controller * と Zoom Room Whiteboards を含む) |
5.8.3 | 5.10.3 | 未定 |
Zoom Phone 専用ハードウェア | 5.8.6 | 5.10.3 | 未定 |
Outlook プラグイン ** | 5.8.6 | 5.10.3 | 未定 |
VDI クライアント | 5.5 | 5.5.6 |
未定 |
VDI プラグイン | 5.5 | 5.5.6 |
未定 |
バーチャル ルーム コネクタ(VRC) | 5.9.8222.20220415 | 5.9.8222.20220415 |
未定 |
ミーティング コネクタ | 4.8.20220815.130 | 4.8.20220815.130 |
未定 |
レコーディング コネクタ | 5.1.0.65.20211115 | 5.1.0.65.20211115 |
未定 |
Meeting SDK (ネイティブ) | 5.9.0 | 5.10.3 |
未定 |
Video SDK(ネイティブ) | 1.2.0 | 1.3 |
未定 |
Meeting SDK(ウェブ) |
- | 2.1.1 |
未定 |
Video SDK(ウェブ) |
- | 1.2.0 |
未定 |
* 注: Zoom Room Controller は、2023 年 5 月までこの施行バージョンに含まれません。
** 注: Outlook プラグインは当面の間施行されませんが、記載されたバージョンに更新するか、Outlook アドインの使用へと移行するよう強く推奨します。
Zoom デスクトップ クライアントおよび Zoom モバイルアプリ内の更新プログラムをチェックするか、zoom.us/download に移動して Zoom の最新のセキュリティと機能を利用することで、Zoom ソフトウェアの最新バージョンを定期的にダウンロードしてクライアントを更新するよういつでも推奨します。 古いバージョンの Zoom を使用しているユーザーは、新しいバージョンで解決されているバグや脆弱性のリスクにさらされる可能性があります。
SDK の最低動作バージョンのポリシーに関する詳細は、Zoom マーケットプレイス デベロッパーの「SDK minimum version policy(英語)」をご覧ください。
よくあるご質問(FAQ)
Zoom が四半期ごとに最低動作バージョンをリリースするシステムに移行している理由は何ですか?
各リリースには重要な機能のアップデート、機能強化、バグ修正が含まれているため、お客様はベスト プラクティスとして、常にソフトウェアの最新バージョンを使用することが推奨されます。 Zoom は、組織が全従業員のバージョンをアップデートできるとは限らず、ソフトウェアをレビューするために時間が必要であることを理解しています。 このような考えから、Zoom は 3 か月ごとにクライアントの最低動作バージョンを更新しています。 次回の最低動作バージョンの要件は、上記の表で詳しく説明しているとおり、90 日前にお知らせします。
この新しいリリース期間は、すべての Zoom 製品とサービス (Zoom Phone、CRC など) に適用されますか?それとも Zoom クライアントのみですか?
このポリシーは、Zoom Client for Meetings(Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Blackberry、Intune)、Zoom Rooms(Whiteboard を含むが 11 月施行の Zoom Room Controller は除く)、Zoom Phone 専用ハードウェア、Outlook プラグイン、ブラウザ スケジューラ拡張機能、VDI クライアントとプラグイン、バーチャル ルームコネクタ、ミーティング コネクタ、レコーディング コネクタ、Meeting SDK、Video SDK に適用されます。
2022 年 11 月 5 日までに更新しなければならない Zoom Room デバイスはどれですか?
2022 年 11 月 5 日までに、Zoom Rooms のソフトウェアを実行しているすべてのデバイス(Mac、Windows、Android)を更新する必要があります。 Zoom Room Controller やスケジュール表示ディスプレイなどの、Zoom Room Controller のソフトウェアを実行しているデバイスに関しては、2023 年 2 月 4 日まで更新の必要はありません。
サポート対象外のバージョンを使用しているユーザーは、Zoom Team Chat、Zoom Phone、Zoom Meetings、Zoom Webinars などを施行施日以降も使用できますか?
2023 年 2 月の施行以降、新しいバージョンの施行日に最低動作バージョン以前のクライアントを利用しているユーザーは、そのクライアントからサインアウトされます。 Zoom アカウントに再度サインインし、Zoom の全機能を利用できるようにするためには、最低動作バージョン以降に更新する必要があります。 Zoom Phone ユーザーは、緊急通報を含めて、電話の発着信ができなくなります。 Zoom Room デバイスはメンテナンス モードになり、管理者はデバイスを更新しなければならないと通知されます。
最低動作バージョンの終了が近づいても、所定期間内に更新しなかったお客様はどうなりますか?
お客様は、ミーティング / ウェビナーにサインインまたは参加する前に、Zoom Meeting クライアントを現在の最低動作バージョンに更新するように求められます。 すぐに更新できない場合は、代わりにウェブ クライアントを介してミーティングに参加するオプションが提示されます。 ユーザーは、Zoom クライアントのバージョンが最低動作バージョン以前の場合のみ、通知を受け取ります。
デバイス レベルでプロンプトが無効になっている場合、管理者が更新プログラムを適用する責任者となります。 他の製品(Chrome や Firefox の Zoom Scheduler 拡張機能、 または Zoom Room スケジューラなど)では、スケジュール機能が無効になり、警告が表示されます。
新しいリリースの頻度はどのくらいですか?
Zoom は定期的に一括更新をリリースして、大半の製品の下位互換性の問題を軽減しています。この定期リリースがあるため、最低動作バージョンと最新バージョンの間に複数のバージョンが利用できる状況が発生します。 これまでのリリース サイクルについては、 リリースノートをご参照ください。
特定のバージョンのリリースは、どれくらいの期間サポートされるのでしょうか?
Zoom は、特定のバージョンが最低動作バージョンを下回る前に、少なくとも 9 か月間はサポートするよう努めます。
ユーザーが使用しているバージョンを確認する方法はありますか?
管理者またはオーナーは、ダッシュボードを介して、またはユーザー管理ポータル内で、クライアント タイプ別にフィルタすることで、アカウントのユーザー使用しているバージョンを使用しているかを表示することができます。 個々のユーザーは、デスクトップ クライアントとモバイル アプリで直接バージョンを確認できます。
バージョンを選択することはできますか?
いいえ、Zoom はクライアントと当社の ウェブサイトを通じて最新バージョンのみを提供します。
Zoom が最新バージョンでない場合、安全性は保たれますか?
Zoom は、製品とサービスのセキュリティを強化し、外部の脅威からお客様を保護するよう全力を注いでいます。 ユーザーの皆様には、最新のセキュリティ更新プログラムを備えた最新の Zoom ソフトウェアのご使用をお勧めします。 Zoom のウェブサイトにアクセスすると、 簡単にアップデートやアップグレードを確認することができます。 当社はお客様に、セキュリティの強化に関するリリースノートを常にご確認いただくよう、お勧めしています。 またお客様は、Zoom のセキュリティ情報を参照して、修正された問題の詳細を確認することもできます。
大きな脆弱性が検出され、修正された場合はどうなりますか? Zoom は追加アップデートの展開や強制アップデートを実施しますか?
緊急セキュリティやその他の問題の場合、Zoom は強制アップデートやアップデートを要求するプログラムのリリースを選択できます。またお客様は、最も安全なバージョンにするために、クライアントを最新バージョンにアップデートする必要があります。 Zoom は、お客様の安全を確保するために、強制的で予定外のアップデートをリリースまたは強制適用する権利を留保します。
Zoom ChromeOS アプリがリストアップされていないのはなぜですか?
ChromeOS アプリのサポートがすべてのオペレーション システムで段階的に廃止されるため、Zoom は 2022 年 8 月から Chrome OS アプリのサポートを段階的に終了し、2023 年 2 月 1 日までに完全に終了する予定です。 この時間枠と Zoom PWA への移行方法についての詳細情報をご覧ください。
VDI に関するよくあるご質問
Zoom Room や VDI クライアントを自分で更新できません。 どうすれば、Zoom Room や VDI クライアントを更新できますか?
Zoom Room や VDI クライアントを更新できるのは、アカウント管理者のみです。 管理者は、Zoom ウェブポータルから Zoom Room ソフトウェアをリモートで更新できますが、VDI クライアントは VDI 環境を通じて展開されます。
VDI プラグインは、VDI ミーティング クライアントと一緒に更新する必要がありますか?
はい、VDI プラグインとミーティング クライアントは、2022 年 11 月 5 日時点で、上記の表で詳述されている最低動作バージョンに更新しておく必要があります。 お客様には、最新のパフォーマンスの改善点や新機能の恩恵を享受できるよう、VDI プラグインを VDI クライアントと同じバージョンにアップグレードしておくことを強く推奨します。
VDI クライアント / プラグインは 9 か月間しかサポートされないのでしょうか?
技術的な制約や考慮事項により、多くの製品に 9 か月以上サポートを提供しますが、これは Zoom が目指す最低ラインです。 たとえば、最初の施行日時点で、サポート対象の VDI クライアントとプラグインのは 18 か月経過しています。Zoom は VDI クライアントとプラグインのこのサポート対象期間を維持するよう努めますが、将来このポリシーを変更する権利を留保します。 Zoom はアカウント管理者の皆様に、Zoom 製品をできるだけ最新の状態に保つよう推奨しています。
詳細については、VDI クライアントの最低動作バージョンの管理に関する記事を参照してください。
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