フォーカス モードの使用
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フォーカス モードは、デジタルな学習環境を念頭に設計されており、学生は他の参加者やその作業に気を取られることなく、監督の下で集中力を保ったり、自分の作業に取り組んだりすることができます。 この機能により、ホストと共同ホストは、他の参加者が互いの姿を見ることなく、すべての参加者のビデオを確認することができます。 この機能は画面共有にまで及びます。ホストと共同ホストは、各参加者の共有画面を表示して、切り替えることができるのに対し、参加者には自分のコンテンツしか表示されません。 参加者のコンテンツを他の参加者と共有する必要があると判断した場合、ホストは参加者の画面を他の参加者に対して簡単に共有開始できます。
ホスト、共同ホスト、ホストにスポットライトを当てられた参加者以外のフォーカス モードの参加者は、自分のビデオを確認することはできますが、他の参加者については、名前や、意思表示アイコンまたはリアクションのみが表示され、ミュート解除時のみその発言を聞くことができます。
この記事では、以下の内容についてご説明します。
Zoom Meeting でフォーカス モードを使用するための前提条件
- ホストとしてミーティングを開始すること
- Zoom デスクトップ クライアント
- Windows: バージョン 5.7.3 以降
- macOS: バージョン 5.7.3 以降
- Zoom モバイルアプリ
- Android: バージョン 5.7.6 以降
- iOS: バージョン 5.7.6 以降
注:
- 古いバージョンのクライアントを使用している参加者は、フォーカス モードの対象となりますが(その参加者のビデオは他の参加者に対して表示されず、ビデオと共有コンテンツはホストのみに表示されます)、フォーカス モードに関する通知は表示されません。 フォーカス モードを開始するには、ホストのみが前提条件となっているバージョンのデスクトップ クライアントを使用する必要があります。
- フォーカス モードは、Zoom デスクトップ クライアントと Zoom モバイル アプリ以外では、Zoom Room からも開始することができます。
フォーカス モードを有効にする方法
アカウント
アカウントのすべてのユーザーに対してフォーカス モードを有効にするには、次の手順に従ってください。
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティングにて(詳細)] で [フォーカス モード] を有効または無効に切り替えます。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、アカウント レベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。 - (オプション)この設定をアカウントの全ユーザーに対して必須にする場合は、ロックアイコン
をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
グループ
注: 2021 年 8 月 21 日以降に新しい Zoom アカウントにサインアップした場合、またはアカウントで新しい管理者機能が有効になっている場合は、[グループ管理ページ] は [グループ] に名称が変わっています。
ユーザーのグループに対してフォーカス モードを有効または無効にするには、次の手順に従ってください。
- グループを編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[グループ管理] の順にクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティングにて(詳細)] で [フォーカス モード] を有効または無効に切り替えます。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、アカウント レベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。 - (オプション)この設定をこのグループの全ユーザーに対して必須にする場合は、ロックアイコン
をクリックしてから、[ロック] をクリックして、設定を確定してください。
ユーザー
自分自身に対してフォーカス モードを有効または無効にするには、次の手順に従ってください。
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで [設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティングにて(詳細)] で [フォーカス モード] を有効または無効に切り替えます。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、アカウントまたはグループ レベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。
ミーティングでフォーカス モードを使用する方法
ミーティングのホストまたは共同ホストとしてフォーカス モードを開始する
- ホストまたは共同ホストとしてミーティングを開始します。
- ミーティング ツールバーの [詳細]
をクリックします。
- [フォーカス モードを開始] をクリックします。
- [開始] をクリックして確定するか、[今後このメッセージを通知しない] というチェックボックスをオンにして、今後この確認プロセスをスキップします。
- フォーカス モードが開始されると、自分と参加者に対して、ビデオ ウィンドウの上部のバナーで通知が表示されます。 また、フォーカス モード
アイコンは、フォーカス モードが有効な間、ビデオ ウィンドウの左上隅、暗号化アイコンの横に常に表示されます。
フォーカス モードが開始されると、フォーカス モードの参加者には、ホスト、共同ホスト、ホストにスポットライトを当てられた参加者のビデオ、そして自分のビデオのみが表示されます。 他の参加者については、名前や、意思表示アイコンまたはリアクションのみが表示され、ミュート解除時のみその発言を聞くことができます。
参加者の共有画面はホストと共同ホストにのみ表示されますが、ホストは、次の手順に従うことで、他のすべての参加者による表示を許可することができます。
- [画面共有
] の右側にある上向き矢印
をクリックします。
- [共有画面は に公開されます] セクションで、[すべての参加者] をクリックします。
- (オプション)共有コンテンツをホストと共同ホストのみに表示するよう設定を戻すには、[ホストのみ] を選択します。
注: これらのオプションは、フォーカス モードの場合にのみ使用できます。
フォーカス モードを終了する
- ミーティング ツールバーの [詳細]
をクリックします。
- [フォーカス モードを停止] をクリックします。
ミーティングのホストまたは共同ホストとしてフォーカス モードを開始する
- ホストまたは共同ホストとしてミーティングを開始します。
- [詳細]
をタップします。
- [フォーカス モード
] をタップします。
- [開始] をタップして確定します。
- フォーカス モードが開始されると、自分と参加者に対して、ビデオ ウィンドウの上部のバナーで通知が表示されます。 また、フォーカス モード
アイコンは、フォーカス モードが有効な間、ビデオ ウィンドウの左上隅、暗号化アイコンの横に常に表示されます。
フォーカス モードが開始されると、フォーカス モードの参加者には、ホスト、共同ホスト、ホストにスポットライトを当てられた参加者のビデオ、そして自分のビデオのみが表示されます。 他の参加者については、名前、意思表示アイコンまたはリアクションのみが表示され、ミュート解除時のみその発言を聞くことができます。�
フォーカス モードを終了する
- ミーティング ツールバーの [詳細]
をタップします。
- [フォーカス モードを停止
] をタップします。
フォーカス モードの例
以下は、ミーティングにおけるフォーカス モードの例です。 まず、フォーカス モードでホストまたは共同ホストに表示されるもの、続いて参加者に表示されるものをご紹介します。
ホストのビュー:
ある参加者がスポットライトを当てられた際の参加者のビュー:
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